ArmorModeling誌 Vol.73 雑感。
恒例のArmor Modeling今月号の感想です。

さて、特集記事は大好きなアフリカ戦線であります。
といっても88をフィーチャーとなっておりますから、メインは88mm.砲なのでありますね。
なんとなく寂しい感じですが、作例が良かったですね。
今回のジオラマを拝見して、痛く感心しました。

まず最初は岩重賢司氏の作品。
”Guardian deity”
AFVクラブの1/35 Flak 18を使用されております。
88mm.砲を陣地に設置しようと作業中のジオラマですね。
各兵士達がそれぞれのポジションで作業しています。
作業に没頭する兵士の中で砲の前後で確認し合う兵士。
フィギュアの配置が結構離れているにも関わらず、一体感のあるジオラマになっています。
各兵士の目的がよく理解できることもあるのでしょうが、離れて作業している中で前後を確認している兵士がいるというのがいいですね。
不自然さが無いのです。
そして色彩の統一感も素晴らしいです。
私、岩重氏のこの色の感覚が好きなのですよね。
言葉で表現するのが苦手なもので、上手く言えないのですけれど。
同じ色合いで纏めているというか。
極端な言い方をすれば、全体を一色で表現しているというか。
表現力が乏しくて申し訳ないです(苦笑)
ともかく、この色使いが好きなんですよ。

工程作業中の写真も掲載されておりますね。
本格的なジオラマ未経験の私には目の毒というか、思わずこんなん俺には無理じゃ~(爆)
と、思わず叫びたくなります(苦笑)
計画性の無い私には非常に敷居が高いですなぁ。
いつか、いい題材を思いついたらじっくりと作ってみたいです。

そして、もう一作。
木村浩之氏の作品。
”POSE”
往年の名作キットタミヤの1/35 Flak36/37を使用されております。
さて、こちらは岩重がフィギュアのポジションを何箇所かに離して配置したのとは逆にひとつの大きな固まりと2体のフィギュアを離れた所に配置しています。
そしてポイントを一点に集中して、全てのフィギュアがその一点を向いている構図ですね。
ある戦闘で活躍したひとりの兵士をPKのカメラマンが取材にきたところ、という感じですか。
こちらも各フィギュアに不自然さが無いです。
絶妙のポージングに表情。
出戻りAFV作品の一作目ということらしいです。
フィギュアも全てフルスクラッチと言うこと。
う~ん、素晴らしいですねぇ。

2作品とも物凄く参考になる作例でした。

参考になったと言えばこちらも。
尾崎正登氏の88アットランダム。
88mm砲の現存する実写から細部の説明です。
特に配線に拘って撮影してくれています。
ディテールアップをするかしないかは別にして、こういった考証は嬉しいですね。
ほんと電線がどこで繋がっているかは気になるところ。
それに、各部品がどのような目的で付けられているかも気になりますものねぇ。
知らないよりは知っていたほうが制作する時に役に立ちますから。

大好きなイギリス戦車の作例。
マーク・ディ氏のバレンタインMKⅢ。
ドラゴンの1/35を超絶なディテールアップで制作しておられます。
唸るしかないですなぁ。
お見事です。
ちょっと暴言的な発言になるかもしれませんが。
私、このような超絶なディテールアップした作品は塗装せずにそのままで作品にしたほうがいいのではと思うのですが。
いや、悪い意味で言っているのではないですよ。

そして、ジオラマというかヴィネットですか。
山本真也氏の作品。
”The Way We Came”
ドラゴン1/35のケッテンクラートとトライスターの1/3520mm対空機関砲を使用されています。
装備品を満載した小型の車両が対空機関砲を牽引して、溝に嵌まりこんだところを抜け出そうとしているシーンです。
こちらもいいですねぇ。
私も、まずはこういったヴィネットでしっかりとした表現の出来る作品を作ってみたいです。
特に気に入ったのが、ドライバーのフィギュアのハンドルを握る右手。
人差し指と中指が二本立っています。
この表現、最高です(笑)

今回の雑感はこの辺で。

ドラゴンのⅣ号E型をさっそくゲットしたのですが。
今回のアフリカ特集の作品を見ていると、もうひとつ欲しくなりますね。
購入したキットは東部戦線のヴィネットで使用を考えているもので。
アフリカを題材にしたものも作りたくなりました。
E型をもうひとつ買うか、D型が出るまで待つか。
思案中。
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by aegis_of_aegis | 2005-10-18 00:51 | 雑記・雑感
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