カテゴリ:読書なお話し( 5 )
”任務”という写真集。
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さて、遂にハードな仕事週間に突入しました。
23日まで続くヘビーロードでございます。
とは言え、手を回して部下をちょいと増やしたので少しは楽できるかも(笑)
ということで、もちろん仕事中です。
先が長いので、少しは息抜きもね。
ということで、本題です。

最近出版された宮嶋茂樹氏の写真集です。
イラクはサマワでの自衛隊の活動の記録であります。
「本屋で見かけたこんな写真集が欲しいなぁ~」
と、うちの奥さんの耳元で囁いていたら数日後に宅配便で届きました。

資料としても中々でございます。
隊員の方々の任務している時の真剣な表情と地元の人々と接している時の笑顔が素敵でありますよ。
模型的に見れば個人装備や車両のデティール、それにイラクの土の色や空気が伝わってきてジオラマの参考になりそうです。
写真のキャプションは宮嶋氏自ら書いて居られるます。
制約もあるのでしょう、部隊名等は一切ありません。
ご存知の方ならば解る、不肖宮嶋節が炸裂しております(笑)
なので、模型的にはあまり役には立ちません。(爆)

しかし、良いお仕事をされています。
宮嶋氏の写真集は初めて拝見しましたが、ファンになりました。
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by aegis_of_aegis | 2005-09-08 16:57 | 読書なお話し
巨星墜つ。
今回はちと本のお話しでも。
私の大好きな作家が亡くなりました。
その人の名は。

エバン・ハンター氏。
ペンネーム
「エド・マクベイン」

「87分署」シリーズで有名な作家さんであります。
この「87分署」が警察小説と呼ばれるジャンルの草分け的な作品でありますね。
このシリーズ作品数は50作品を超える長ロング作品です。
ハードボイルド大好きな私にとっては正に巨匠なのであります。

デヴュー作品は「暴力教室」。
映画化されましたね。
あとヒッチ・コック監督の「鳥」ていう映画の脚本なんかも書いています。
しかし、ほんとにちょいとショックでありました。
また「87分署」シリーズを一作目から読んでみようかなぁ。

78歳。
喉頭がんで自宅にて亡くなられたそうです。
謹んで哀悼の意を表します。
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by aegis_of_aegis | 2005-07-09 01:06 | 読書なお話し
終戦のローレライ。
本日はちと本のお話しでも。
ようやく読み終えました、「終戦のローレライ」。
多分にSF的なお話しですな。
映画監督に、映画化を前提として「太平洋戦争」と「潜水艦」と「少女」というお題で執筆を依頼され、2年も掛かってようやく執筆できたという小説。
しかし所謂、戦記"if"みたいな陳腐な嘘っぱち小説ではありません。
それに、戦争高揚小説でもないし、戦争ラブロマンスでもないし、もちろん反戦小説でもありません。
戦争とは悲惨なもの。
それは小説の中でもいやと言うほど描写されています。
この福井氏の「亡国のイージス」と同じ主題。
人は何の為に生き、何の為の死ぬのか。
そして国と個人というものの考え方。
国粋主義というものでも右翼的な思想というものでもなくて今の日本人が忘れている純粋に国家という意識。
国を愛するという意識。
家族を愛するという意識。
日本人という意識の再確認的な小説だと捉えました。
戦争を始めるのに本当の大義など有りはしません。
ただ、理由はあるはずです。
私は闇雲な反戦論者ではありません。
もちろん国粋主義でも右翼的思想の持ち主でもありせん。
先の大戦を始めた日本にも理由はあったわけです。
最初から好き好んで戦争を始めたわけでもありません。
根本的にはドイツとは戦争を始めた理由が違うのです。
これは歴史上の事実です。
資料は山のようにあります。
勉強すれば解ることです。
世界の常識から桁外れたこの国の国家意識というものを警告したかったお話しでしょうか。
言いすぎかなぁ。

私は模型を制作するに当たって、ことさら自分が作っているのは戦争の道具なんだと、後ろめたい気持ちになったことはありません。
人や物を破壊する兵器。
だからこそ究極の道具だと思います。
御幣があるかもしれませんが、究極の工業デザイン的な美しさがあると思います。
戦車や戦闘機、戦艦自体が人や物を破壊するのではありません。
忘れてはいけないのはそれを使う”人”こそがそれらを破壊するということです。
世の中から兵器や武器が無くなったとしても、”人”は人や物を破壊することを止めるのでしょうか。
人種や民族や宗教の違いでいがみ合うことが無くなるのでしょうか。
恐らく無くなる事はないでしょう。
日本人はそのあたりの意識がかなり薄いと思います。
というか、理解できない部分なのかもしれません。

模型は純粋に楽しめばいいと思います。
そこにどのような思いを込めるのかは人それぞれ。

あ、なんだか話の本題が横道に(汗)
ただ、私は先の大戦で亡くなられた多くの方々に後ろ指を指したり、唾を吐きかける様な行為をすることはしません。
この国の為に私達の為に亡くなられた方々、そしてそれぞれの国の為に亡くなられた方々に敬意を表します。
我が国では国に殉じた方々は皆、その国籍を問わず英霊になるというのは昔から決まっていたことのひとつです。

映画に関しては、”パウラ”が唄う歌が「椰子の実」ではないということで観る価値は半減ですね。
「椰子の実」はこのお話しの鍵でしょう。
少なくとも私はそう思います。
配役の設定や話の内容が変わるのは仕方ないとしても、あの歌を変えてしまっては根本的な意味が変わるような気がします。
所詮は単なるエンタメ映画ですか。
残念。

最後に・・・
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by aegis_of_aegis | 2005-03-16 13:56 | 読書なお話し
終戦のローレライ。
やはり買ってしまいました。
福井晴敏著「終戦のローレライ」
文庫本ですからね。
でも、全4冊。
ほんとに微妙ですな。

まだ二巻までしか刊行されておりませんが。
挟み込まれていた広告みたいなものに4冊とフィギアセットなるものも発売されるようですな。
これはコレクターには堪らないかもしれませんね。

まだ読み始めてはいないのですが。
出鼻をくじかれたと言うか少々気に入らないことがあります。
私はいつも解説から読むのですけれど、この小説の解説が少々気に入りませんでした。
解説の冒頭からね。
そして後半の小説の内容説明とそれに続く解説者の感想。
なんですかね、これ。
出版社の稚拙なやらせ的な行為ですかねぇ。
解説者の考え方がこの小説によって眼を覚まされた。
みたいなことですか?
う~ん。
正直言っていりませんな、こんな解説は。
私のこのしょうもない小さな怒りは、既に読まれた方にはなんとなくご理解頂けると信じております。

しかし、そんなことよりも小説の中身自体には期待しております。
「亡国のイージス」を執筆された作者ならば私を裏切ることはないと勝手に思っておりますです。
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by aegis_of_aegis | 2005-02-02 13:45 | 読書なお話し
ローレライ。
本日は本のお話でも。
読書は好きですね。
もっぱら通勤電車が図書館であります。
ですから、自ずと携行性のいい文庫中心になるわけです。
あ、それにやはりお値段も。
よほど気に入った本はハードカヴァーも欲しくなりますけれど。
いくらお金があっても足りませ~ん。

さて、私の大好きな作家さんのお一人である福井晴敏氏。
ようやく「終戦のローレライ」が文庫化しました。
全4巻。
微妙ですね。
何がって、文庫4冊ですよ。
単行本の上下巻とのお値段の差です。
またお金かよって言わないでください。(笑)
もちろん文庫は買いますけどね。
それにしても、今年は福井氏の作品の映画が立て続き上映されますな。
「亡国のイージス」と「終戦のローレライ」
それに原作を書き下ろした「戦国自衛隊1594」。
これは半村良氏のものとはまったく別物です。
全て、自衛隊が全面協力しておりますね。
でもね、正直いって映画はどれもあまり期待はしておりません。
原作の訴えたいことをたったの2,3時間でどれだけ伝えることが出来るか甚だ疑問であるからです。
これは何も日本映画に限ったことではないですけれどね。
やはり気に入った小説には個人的な思い入れもありますから。
キャスティング見ただけで、登場人物達が自分の思い描いているイメージと違うとそれだけで萎えてしまいますもんね。
映画を観たひとは是非小説も読んで頂きたいものですね。

それにしても「終戦のローレライ」は今すぐ読めないのです。
只今、読んでいる本を読破しないことにはね。
今は司馬遼太郎氏の「坂の上の雲」。
今更ながら、司馬氏を読むのは初めてなのです。
やっとこさ文庫で全8巻の7巻目。
なかなか面白いですね。
評判道理の作品化と。
明治時代の日本人の考え方がよく解ります。
ただ、重複する文章が多いですが。
でも、面白い。
こちらも映像化が決定していますね。
今話題沸騰中のNHK様ですね。
来年の大河ドラマに決定しております。
ドラマとなると少々期待はしてしまいます。
なにせ大河ドラマは1年程の長いドラマですからね。
細かく描いてくれると思いますから。
しか~し、ここでもキャスティングは微妙なところですな。
視聴率優先の配役なんてされたらたまりませんから。
だいたい「新撰組」や「義経」みれば解りますが、どんなに若い人向きなキャスティングしたって視聴率が上がるわけがないのは明らかですからね。
さっさと気が付けばいいのに。
あ、ちと批判し過ぎですな。
ここらで止めておきましょう。

では。
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by aegis_of_aegis | 2005-01-22 09:42 | 読書なお話し